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看板屋ですが

私は、看板屋なのですが
主に、屋外広告物といわれる
外に設置する看板の製作・設置を行っています
この様な看板は消耗品ではありません
一度設置すれば、しばらくはそのまま利用されます
私たちが、製作設置した物が、長く社会に置かれ、目にすることには喜びはあります
しかし、その性質上、ずっと悩んでいたことがありました

打ち合わせを繰り返し、製作して設置する
一つ一つの案件は、設置することで完結してしまいます
常に新規の案件が必要で、いつも必死に追っかけなくてはいけない
やっと成立させた仕事も、完結してしまう
次の仕事など約束はされていない
売上高の不安定さは、最大の課題でした
継続性が無いとは言いませんが、無いに近いものはあります
喜んでもらった仕事でも、そのお客さんから次の仕事は生まれにくいです
1回のみのお付き合い
家を買った人が、すぐには買わないのと同じです
紹介や継続性を持ったBtoBはありますが
1つ1つの努力が、持続力として蓄えられない

ずっと、悩んで考えて
看板屋は努力の甲斐がない
看板屋を辞めようとも思いました

どこかの下請けに入っていたり
大手からの安定受注をしているところもありますが
多くの町の看板屋は、約束をされていない次の仕事を待っています
看板屋に限ったことではありませんが、難しい商売だと感じていました

これらの不安定要素を払拭するために
いくつか、新しい試みを始めました
全てがビジネスモデルとして軌道に乗るように活動していますが
ビジネスとして確立した時、誰が継続させていくのか?
いまのままでは、結局自分でやるしかないことに、最近気がつきました
私がいなくても、その事業を継続させ、成長させるスタッフが必要です
当たり前の事とは思いますが
このあたり、あまり考えていませんでした
人の雇用は難しい、新事業となればなおさら
by usui1966 | 2015-03-15 17:39


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