おじいちゃんの本当の財産

アメリカの、ある おじいちゃんと息子のお話

おじいちゃんは、若い頃に奥様に先立たれましたが
一人息子の事を、生きがいと思い懸命に育てました

息子は、大学を卒業し某有名商社に勤めました

息子は、就職をきっかけに、おじいちゃん(父)とは離れて都心に出て
25歳になって結婚をしました

息子は、仕事は忙しい、子供も妻へのサービスも大変
全く余裕がありませんでした

時折、おじいちゃんから連絡が来るも
無愛想な態度か、無視する日々が続きました

おじいちゃんは、とくに仲がいい友達もいない
息子や嫁、孫と、本当は楽しくしたかったのですが
なんとも冷たい息子が寂しくてしょうがないが
それでも「息子も忙しいのだから仕方がない」と日々を暮らしていました

おじいちゃんは、いわゆるブルーカラーと言われる仕事分野の人で
収入もそれほど多くはありません
息子は、そのことをずっとバカにしていました

息子や孫と楽しく過ごしたいと思いながらも
煙たがれる息子達との縁はどんどん離れ
ついに50年以上も会うこともなく、おじいちゃんは亡くなってしまいました

そんな孤独なおじいちゃんにも
たった一つの趣味とも言えるものがありました

それは会社の株を買うことでした

毎月、給料をもらうと
自分が気に入った会社の株を買う
生活費だけを残して余ったお金の全て株を買っていました
息子が独立してから、約50年間、毎月、コツコツと
毎月、株を買っては、日々の新聞を見るのが唯一の楽しみ
ただ、おじいちゃんは株は買うけど、売ったことは生涯一度もありませんでした

76歳でおじいちゃんは、亡くなったのですが
発見されたのは三日後のことでした
生真面目なおじいちゃんが、仕事を休んだことで、従業員の方が不審に思って発覚しました

おじいちゃんは、息子の引き取りもなく
静かに、努めていた会社の方の恩義で土に眠りました

その後、おじいちゃんの遺産で社会現象が起きました

おじいちゃんが、コツコツ50年間買っていた株の資産が
30億円になっていたからです
小さな金庫からは、株券がたくさん出てきました
今はネットで取引をする時代で、株券なんか見たこともない人も多いなか
おじいちゃんは、株券を必ずもらっていました
おじいちゃんは、毎月 日本円で約5万円程度の株を50年間買い続けました
12ヶ月✖️50年 約3,000万円の投資ですが、それが なんと100倍になっていたのです

その後、息子という人が名乗り出ました
その人は、確かに50年間もあっていなかった実の息子でした
とくに相続問題もなく、そのまま30億円を相続しました

その5年後、その息子は多くの悲惨の末に亡くなりました

息子は、金を財産として相続しましたが
本当に価値ある財産は、おじいちゃんの思いや気持ち考えだったと後悔し
すごい投資家が近くに居ながら、何の教えも得られなかった
そんな父の、最大の財産を相続できなかった事を悔やみながら、自らの命を絶ちました


この話は
最近実際にあった出来事をもとにした作り話しです

by usui1966 | 2017-04-28 02:00 | Comments(0)


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