広島の634さんと知り合って、もう5~6年だろうか
最初は柔道絡みの偶然だったが、今では人生を語る良き友人だ 知り合った当初は、少年柔道の県レベルの世界しか知らなかった その頃634さんは、好きな柔道を世界の視線で 世界選手権、オリンピックなど単独で見に行っていた まだ、20代前半でだ 若いから動けたのではない、今でもサラッとフランスまで行くのだから 今年も先日行なわれたフランス国際から帰ってきた 634さんは、柔道を世界から見ている、世界から見ないといけないと感じている 中村美里ちゃんが中学2年生の時 「チュウさんビデオ送って」と連絡があった 娘はまだ中学生ではなかったが、試合場には行っていてビデオにも撮っていたので 適当に見繕って送った 茶飯にあることではない、珍しい依頼 男子柔道が主体なので、元来女子には興味がないが 後で「この子オリンピックに出るよ」 その時すでに、数年後には、自分はフランスの会場でこの女の子を見ていて オリンピックの舞台でも見ている事を確信していたと思う もう634さんは、フランスの会場で3回も中村美里を見ている 「後は北京だな」ときっと思っているだろう そんな634さんを見ていて チュウも世界から柔道を眺めるようになっていくと 日本の柔道の素晴らしさと同時に、小ささも見えてきた 日本柔道は、好んで狭い世界に身を置きたがっている気がしてならない 国技である相撲、日本独自の相撲であれば理解も出来るが 嘉納先生が世界に広げた柔道 もっと大きな世界観で、日本は柔道をリードしていかなければならない なのに、競争とは違う日本の中での争い、派閥、内紛……そんな事に忙しそうだ こんな一父兄のチュウにも目に付き、耳に入る 幕末、明治の本を読んでいる影響もあるが 黒船をはじめ、オランダ、フランス、イギリス…… そんな異国が開国を求めだした江戸時代に、日本柔道をなぞってしまう 今、日本柔道が「攘夷(ルール上)」と言っても止められない どんどん、不平等条約を付けつけられている しかし、江戸時代は日本は弱かった 異国はとても恐ろしい外敵、レベルの違う相手だから攘夷感情も理解できる 一つ間違えば、あっという間に植民地にされてしまう だが、日本柔道は強い 強いのになぜ不平等条約を突きつけられるのか また、ワールドグランプリでは、なぜ青い道衣が着られなかったのか 国際ルールでは、青い道衣を着るのは当たり前、ルールなのだから 世界で決めたルールを頑なに拒む日本 日本は柔道を世界に広める事を望んで広まった でも、進展していく中、上手に外交が出来ない いまや世界で決めていることは、日本も決めた事と考えるべきであり 柔道に2つもルールが有るのはよくない 今後、ますます世界に通用しなくなる原因の1つにも上げられて来る 講道館ルールが世界のルールだと、日本人だから思いたいが 世界のルールが柔道のルールと思わないと 講道館ルールを世界のルールに出来ないのは日本自身の弱さ その講道館ルールですら、変化してきているのに ルールが変わっても、精神が変らなければ柔道は大丈夫 日本は、責任を持って世界の柔道をリードして欲しい 世界に柔道の開国を求めた以上、頭が江戸時代では困る 世界と日本が違うルールで行なっている以上 世界に広めた柔道は、日本の柔道とは違うと、あからさまに言っているようなもの 今行なわれている世界の柔道は、日本の古武術を元に作ったスポーツであり オリンピックでやっている柔道と、子供がやっている柔道は、違う事と認めているようなものだ 世界大会の都度「こんなの柔道じゃない」なんて言葉は聞きたくない by チュウby usui1966 | 2008-02-21 23:59
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