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バイオリズム

神奈川 Jr 予選、決勝戦 敗退、2位で関東Jrへ

この大会は、ずっと嫌な感じがしていた
不安に駆られる雰囲気というか、空気というか
4月からバタバタとやってきた試合と何かが異なる
今までの試合と比べれば、人数も少ないし、予選通過人数も多い
本来は、楽な気持ちで臨めそうなものなのだが
1週間前に茜と会った時は、明るく、いつもと変らなかった
ただの親父の心配性だと思いたかったが

朝、茜と会うと元気がない
今日はおかしい、いつもと違う
初めての減量、調整の失敗
加えて、精神的な落胆
全てが、体の変調になって現れる
そもそも、大技が無い選手
良い気持ちの中でリズムを作り
動きの中で反射的に技を出せないときは、柔道にならない

茜のバイオリズムは最低だった
バイオリズムには3つのリズムがある
○身体リズム
体力・耐久力・抵抗力・スタミナ・エネルギー・勇気など
○感情リズム
感情・気分・神経・直観・ムード・感受性・反射力・創造力など
○知性リズム
知力・思考力・記憶力・分析力・論理性・判断力・集中力・構成力・機敏性など
本来は占いのように調べるのだと思うが
どのリズムも悪いのは判る

ずっと試合の連続で、Jrは一区切りの大会
最後まで突っ走って、良い試合をしてほしかったが
昨日は最悪の内容だった
先生からも、相当注意を受けていた
先生も、今までは怒るタイミングが無かった
負けたといっても、学院の中心的な先輩達だったから
だが、今日負けたのは中学生、言い訳は出来ない
濱名先生の話も、解りやすく、また、解っていることが伝わる
一つ一つ「その通りだ」と思った
一番解っていないのは、本人
この程度の結果で満足せず
叱られ落ち込み、復活しながら
早く先生の事を、先生の指導を理解して欲しい
この理解と信頼が出来ないと、今後は伸び悩む
負けて悔しいのは本人が一番
悪い部分の注意・修正は先生がやってくれる
親としては、今日みたいな内容でも良い部分を探すのが仕事だ
負けた理由を上げればキリがないが
最大の敗因は、チャレンジャー精神で戦えなかった
相手は中学生といえども
小学生、中学生での実績は茜より上
歳が一つ下でも格上の相手だ
だが、茜はこのような状況が非情に苦手でもある
まだまだ、精神的に弱い、ただの一年坊主なのに
自分で勝手に追い込んでしまった
まぁ~たしかに一回戦からひどい試合だった……
だが、本人には
調子が悪いながら、関東への権利は取ったじゃないか
いつも調子の良い選手なんかいないんだから
怪我をしている、体調が悪い、精神的に落ち込んでる
そんな時でも、試合を組立、勝ちを拾う
最後は負けたけど、最低限それは出来た
それが出来るのが強い選手だ
先生から言われた事と、この程度の事を話した

来週には関東ジュニアがある
1週間で低迷したバイオリズムだ
あと1週間で良く転じることも十分にある
気持ちを切り替えなければ、一回戦で負けるは必至
最高のリズムに転じれば
怒涛の粘りを見せてくれるはず
関東大会で、1回戦に勝った東京チャンピオンは
強豪大学・高校がひしめく東京で
全日本Jrの代表になった
お前にもそれだけの力はある
来週は、明るい茜であって欲しい
by usui1966 | 2008-07-05 23:59


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