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カラー

夏が終わると
進路でボチボチ動きが始まる
高校生、中学生、小学生までも
モチロン柔道進路の話
小学生で柔道活動を考えての進路も少なくない
他のスポーツは判らないが
日本柔道が底の厚い証拠でもある
反面、学区内に柔道部が少ないという理由もある
強豪公立への越境も少なからず影響している
考えた末、覚悟を持って進学するのだが
公立という事で、全国的に問題視される
大半は聞き流せる話が多い中
心に留まった意見があった
「市立は市民の税金で運営されている」
「越境者が、なんで我々の税金を使う」
住民票移動という法的体裁は置いといて
柔道に関心の無い学校の先生などは
特に似たような心境の人が多いのでは?と思ってしまった
対抗できるだけの意見は無いが
チュウにも考えはある
税金を使った事業にも
都道府県、市町村、全国には様々な特性がある
福祉に力を入れている自治体などがいい例である
一切今まで関わりの無かった地域への転移
悪い言い方ではない
同じ日本国民
「より自分に合った地域性の場所で活動をする」
決して悪いことではないと思う
十人十色の人が、狭い範囲のカラーに馴染んでしまって良いのか?
様々な特性がある地域・団体
色んな可能性を秘めている子供達の才能を開花させるためにも
「なら私立に行け」ではなく
市町村(学区)という狭い境界にとらわれず
公立こそ自由に越境させる事が、国の為ではないだろうか
この事は、先日、萩に行った際に強く感じた
萩の極小さな場所
市町村レベルではない
その小ささは町内会レベル
そこに、吉田松陰、伊藤博文、桂小五郎、高杉晋作
他 多くの偉人がいたようだ
もともと、たまたま、住んでいたのではないと思う
みな同じ志を持って集まったのだと思う
「切磋琢磨」
お互いを励ましあって、学問や精神、人格を磨きあって向上する
人格者でもバラバラでは明治維新は成し遂げれない
あまり狭い学区にとらわれると
与えられた価値観や考えに束縛を受ける
本来、人が持っている「十人十色」、今は「十人?色」
義務教育を受けていない時代の人の方が
自分のカラーを強く描けた
私学ではなく、公立でも
そういう前向きな義務教育を望みたい
by usui1966 | 2006-09-05 23:59


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